2014年9月11日木曜日

エアコンコンプレッサ分解(オデッセイRB1) 『なんとなく、見てみたい』ヽ(^。^)ノ

なんとなく、興味が湧きエアコンコンプレッサを分解してみました。

いい具合に、先月、エアコンの不具合で交換したコンプレッサが余っていたので、それを頂きました。(^^)v

『いただきま~す』


大きく分けてマグネットクラッチ部分コンプレッサ部分の2つの部品でできています。

この2つまでは、普段も各部分ごとに交換しています。



・・・・作業開始・・・・

マグネットクラッチ部分を分解していきます。

センタボルトから外します。


センタピースが外れ、次にスナップリングを外します。


ロータプーリを外します。


もう、1つスナップリングを外し、フィールドコイルを外します。

この、フィールドコイルに電気を加えると磁石になります。


マグネットクラッチ部分は分解終わりです。


コンプレッサ部分の分解に入ります。

まずは、ボルト5本外して、フロント部分の分解です。


部品は左から順番に外しています。

リヤ部分の分解行きます。


上から2列目の部品がリヤ部分です。

外した順序は左から順番です。

似たような部品でできています。

最後に、ボルト2本外して真ん中のつなぎ目から割ります。

パカッ


5個ピストンが出てきました。

裏側も同じようなピストンになっているので、全部で10ピストンで良いのかな。?

コンプレッサ部分の部品を確認します。


細かい、部品の名称はわかりません。(-_-;)

以上でコンプレッサ部分の分解終わりです。

さて、満足したので組付けます。

最後に、普段もやっている作業になりますが、マグネットクラッチのすき間の調整をやってみます。

シムという部品を交換することで、すき間を調整します。

シムは0.1mm、0.3mm、0.5mmがありますので、このシムを組み合わせて、すき間を基準値内に調整します。


中心に乗っているのがシムで、組付けの際、真ん中の穴に入れます。

測定するので、準備します。

シックネスゲージで測定する場合もありますが、今回は、ダイヤルゲージ、マグネットスタンド、バッテリを使い測定します。



電気を加えて、マグネットクラッチがONした時のセンターピースの移動量を測定します。

この車の基準値は0.35~0.60mmです。

フィールドコイルが壊れていれば動かないので、フィールドコイルの点検も忘れずに。

フィールドコイルの抵抗の基準値は3.9~4.3Ω(20℃)です。

調整が終われば作業完了です。


コンプレッサーさん壊れた後も、私の「わがまま」にお付き合い、いただきありがとうございました。

私は、満足致しましたので、お休みください。

『コンプレッサーさん,ありがとう。』

そして、さようなら~』