2016年2月18日木曜日

シフトロックケーブル破損(ミラL500S) 『キーが抜けません』(ノД`)・゜・。

ミラ(L500S)入庫です。



・・・・・依頼内容・・・・・

キー(鍵)が抜けなくなったので、抜けるようにしてほしい。

できるだけ、お金をかけずに・・・。




・・・・・作業・・・・・

現象確認から行います。

キーがロック位置まで回らず抜けないようです。

エンジン始動側にはスムーズに回ります。

シフト位置はPにあります。

シフト位置はPレンジにあります。

シフトロックケーブルは正常に動いています。

ケーブルを追いかけていきます。

ブレーキペダル上のシフトロック機構に来ています。

赤い矢印の位置にシフトロックケーブルが来ています。
(もう一つのワイヤーは、キーロックケーブルです。)

シフトロックケーブルのワイヤー付け根が切れているように見えるので外して詳しく見てみます。


ケーブルは切れてませんが、シフトロック機構に固定するプラスチック部分が割れています。

赤い矢印部分のカバーが割れています。

試しにこのワイヤーを押し込んであげると、キーがロック位置まで回り抜けました。

お金をかけずにとの依頼だったので、とり合図ホットボンドで応急処置します。

ホットボンドを流し込む工具です。

ダメもとで、くっつけます。

赤い矢印部分をくっつけました。

強度が心配ですので、お客様には一応了承を得ました。


作動点検をします。

エンジンをかけて、DレンジにシフトしPレンジに戻します。

キーをロック位置まで回し抜きとります。

意外とスムーズに抜けました。

数十回繰り返しましたが、今のところ問題なくキーが抜けます。


お客様にしっかりとホットボンドの強度的な問題を説明して作業完了です。

ホットボンドが取れないか心配です。(p_-)