2014年12月29日月曜日

インバータASSY交換(エスティマハイブリット)『ハイブリット車に挑戦』(^^)v

エスティマハイブリット車が入庫しました。

動かないとのことで、積載車での入庫です。


・・・・ご用命・・・・

インバータを交換して欲しい。

※インバータASSYを外して外注修理に出します。その後、再度取付ける作業です。

新品インバータを買うより25万円ぐらい安くなるようです。

今回は、故障診断せずに済みそうなので、少し楽ができそうです。(^^♪



・・・・作業・・・・

ハイブリット車は高電圧で怖いので、絶縁手袋をします。

まずは、補機バッテリーのマイナス端子を外して、サービスプラグを取り外します。




サービスプラグ

インバータには冷却水も通っているので、抜き取ります。

次にインバータを外すスペースを作るため、ワイパーアームやその下のパネル等を外します。


『各部のコネクタ』『オレンジ色の高電圧ケーブル』『インバータ用の冷却水のホース』を取り外します。

特にモータやジェネレータのケーブルは要注意です。

テスターで0V(電気がない)を確認して外します。




最後にボルト3本外してインバータASSYを取り出します。



インバータの修理は外注に出します。


・・・・2週間経過・・・・

インバータが修理から帰ってきました。

さっそく、取付けます。

作業は、取外しの逆順です。

ジェネレータやモータのボルトは、規定トルクで確認しながら締めます。


完成です。

冷却水のエア抜きを忘れずにして、試乗します。

約20kmほど走行してましたが、特に問題もなく走れました。(^^♪

お客様に確認していただき作業完了です。

ハイブリット車も普及してきたので、これから修理が増えてきそうです。

感電しないように、気を付けないと・・・・・(^_^;)

2014年12月18日木曜日

リモコンエンジンスタータ取付(カローラアクシオ) 『エンジン始動できるかな~』(p_-)

カローラアクシオさんが入庫しました。


・・・・ご用命・・・・

リモコンエンジンスタータの取付。

ドアロックオプション取付。
(リモコンエンジンスタータでドアのロックとアンロックができるようになります)



・・・・作業・・・・

イグニッションスイッチに専用コネクタを取付けます。


最近お車は、オートマ車であれば、ブレーキを踏んでいないとエンジンが始動しません。

ということで、ブレーキペダル付近にあるブレーキスイッチから信号を頂きます。

ブレーキスイッチ


ドアロックの配線にドアロックオプションコードを取付けます。

ドアロックのアースをリモコンで制御して、ロックとアンロックをできるようにするようです。

ドアのロック用とアンロック用の配線2箇所に取り付けます。

配線は取り終わりました。(^^♪


リモコンエンジンスタータユニットの位置決めをして、各信号のコネクタを取付けます。

リモコンエンジンスタータユニット

配線を整理して、外した部品を取付けます。


配線もユニットもきれいに隠せました。(^^)v

最後に、作動点検をします。


エンジンスタートもドアロックの作動も良好です。

無事、作業完了。

車種によって、取りだす信号も違います。

イモビライザ付は、少しめんどくさいです。

今回のカローラアクシオさんは、イモビライザも無く比較的簡単でした。(^^♪

2014年12月8日月曜日

トラック24V車のナビ付に挑戦 『DC-DCコンバータ使います。』(^^♪

2tトラック(デュトロ)が入庫しました。

・・・・ご用命・・・・

トラック24V車に12V用の『ナビ』『Rカメラ』『ETC』の取付。

・・・・作業・・・・

今回は24Vを12Vにするために、DC-DCコンバータを使用しました。



このコンバータで24Vを12Vに変換します。

配線のイメージ的に、こんな感じです。(-_-;)



まずは、Rカメラから取付けます。

なぜRカメラかというと、気分がRカメラだったからです。(^^)v

幌車ということで、ナンバーの所に取り付けました。(丁度固定しやすいボルト穴があったので)


後は、Rカメラの配線を引っ張っていき室内に取り込みます。

取込口はフロントグリル裏の配線取込口からです。



室内に取り込んだら、オーディオ裏まで引っ張ります。

配線はDC-DCコンバータの12Vアクセサリーとボデーアースが必要です。


次にDC-DCコンバータを取付けます。

オーディオのコネクタは三菱の14ピントラック用コネクタで変換しナビのコネクタとつなぎます。

24Vの『バックアップ』『アクセサリ』『イルミネーション』をDC-DCコンバータに引っ張ります。

DC-DCコンバータからは、12Vになった『バックアップ』『アクセサリ』『イルミネーション』『アース』をオーディオ裏まで引っ張ります。


配線が解らなくならないように、タグを付けます。


付けやすいようにギボシ端子を着けハンダ付します。


後は、通常のナビ付のように、『アンテナ』『GPS』『スピーカ』配線と引き回し取付けます。

スピーカはナビから12V出るだけなので、特に変換の必要はありません。

『車速信号』と『バック信号』は、メーター裏から取り出します。


車速信号は直接で問題ありませんでした。

バック信号は24Vなので、リレーを使い12Vにしました。


24Vのバック信号でONして、アクセサリの12Vが流れる仕組みです。

後は、乗用車と同じようにナビの配線とETCを取付けて作業完了です。

ナビ

DC-DCコンバータ

走行して各信号を確認すると、車速信号が異常に速すぎて、メータの車速と合ってません。(;一_一)

間違えたかと思いましたが、走行してナビが学習していくと、正常に車速を表示してくれました。

結局、ほぼ1日かかりました。

トラックのナビ付の経験が少なく、時間がかかりましたが作業完了です。(^^♪

2014年12月1日月曜日

ホイール割れ 『タイヤの空気が漏れるんです。』(;一_一)

・・・・症状・・・・

1本だけタイヤの空気が1週間ぐらいで抜けてしまう。


・・・・作業・・・・

タイヤのエア漏れということで、パンクしているのか点検してみます。

何か刺さっている気配はありません。

石鹸水をかけて点検します。

まずは、バルブ付近。

『シュッシュッ』

石鹸水を吹き付けてみます。

特に問題ありません。

次にホイールの淵にかけてみると、泡が立ちました。


漏れています。

そして、ホイールに『ヒビ』みたいなものが・・・・。

タイヤを外します。


ホイールを確認すると。


ホイールが割れています。

溶接で修理できる様なので、修理します。

もちろん、外注修理です。(;一_一)

外注修理から戻ってきたホイールを組付けて、エア漏れチェックします。

問題ないようなので、作業完了です。(^^)v

ホイールて割れるんですね~。