2014年10月20日月曜日

イグニッションコイル不良 『エンジン警告灯が点灯してます。』( ゚Д゚)

ポロさんが入庫しました。


・・・・症状・・・・

エンジン警告灯が点灯してます。



エンジンの調子もアイドリング時で振動が大きく調子が悪いです。

アクセルを踏むと、『ドッドッドッ』とエンジンがぼとつきながら加速します。


・・・・作業・・・・

症状的に1気筒機能していないような症状です。

エンジン警告灯も点灯しているし、診断機を使って故障コードを調べます。



1番シリンダーの失火なので、イグニッションコイルの火花点検から始めます。

まずは、エンジンカバーとイグニッションコイルを取り外します。


エンジンカバーは、横のホースを抜いて上に引っ張ります。

イグニッションコイルも上に引っ張るだけです。

少し硬いので壊さないかドキドキしました。(´Д`)

イグニッションコイルの2次電圧点検します。

2次電圧と格好の良い感じに書きましたが、火花が飛んでるか見ます。

1番シリンダーのイグニッションコイル点検です。


火花飛んでいません。

一応、この工具は電圧も簡易的に測定できます。
ネジの先端を30まで、離して火花が飛んでいればおおよそ良好です。(30=3万ボルト)

2番シリンダーのイグニッションコイルも見てみます。


火花は飛んでいます。

2番は正常です。

1番と2番のイグニッションコイルを入れ替えて再度点検します。

すると・・・・・

今度は1番の火花は飛びますが、2番が飛びませんでした。

ということは、イグニッションコイル本体に異常があるようです。

イグニッションコイルを交換して、エンジンをかけるとエンジンの調子が良くなりました。

走行テストしても良好です。(^_^)v

修理完了したので、納車します。

『ポロさん、さようなら~』