2015年2月6日金曜日

ハイブリットバッテリ2『HVバッテリを勉強します』( *´艸`)

ハイブリットバッテリシステムの続きです。

前回は、HVバッテリを降ろしました。

今回は、少し分解して勉強します。


・・・・・分解・・・・・

HVバッテリーのカバーを外します。




電流センサーを取り外します。


メインケーブルのナット1個と電流センサ固定ネジ2本で外れます。

ついでに、もう1本のメインケーブルのナットも外します。(後で外すので。)

電流センサ



バッテリコンピュータを取り外します。


コネクタ2個とネジ3本で外れます。

バッテリコンピュータ


サービスプラグのケーブルを外します。




ナットを2個外します。

後は、黒いカバーを外すと、ケーブルはHVバッテリから離れます。




HVバッテリ本体を外します。

上側の角のナットを2個外します。

そして、バッテリの下側に固定ボルトがたくさんありますので、全部外します。

HVバッテリを浮かせて準備します。


下側にボルトが多数あるので、全部外します。



後はHVバッテリを持ち上げて取り外します。


分解終わりです。




・・・・・構造・・・・・

HVバッテリシステムの構造を確認します。

HVバッテリシステムの構成を大きく分けると『HVバッテリ本体』『バッテリコンピュータ』『電流センサー』『バッテリ冷却ファン』となります。

他にも『バッテリ温度センサ』『バッテリ吸入空気温度センサ』などもありますが、一般的にHVバッテリと一体で交換するようなので、今回は省略します。


HVバッテリ本体

バッテリコンピュータ

電流センサ

冷却ファン

バッテリ温度センサ(3個付いています)

HVバッテリは非常に重いです。

例えるならトランスミッション並の重さでした。


・・・・・バッテリブロック電圧点検・・・・・

診断機でコンピュータが認識している電圧を確認できます。

バッテリブロック電圧

すべて、15.6V前後です。


バッテリブロック電圧は1つ飛ばしぐらいで配線が入っています。


この配線で各バッテリブロックの電圧を測っているようです。


実際にバッテリブロック間の電圧を測ってみました。

1ブロック~2ブロック間 約16V

怖かったので大きめのレンジで測定しています。

1ブロック~4ブロック間 約32V

診断機  15.6V。

テスター 約16V。

実測と診断機のデータを使うと、『HVバッテリ本体』と『バッテリコンピュータ』の故障の切り分けができるのかも・・・・・。( *´艸`)

実測とコンピュータの認識が違うとなれば、配線の抵抗かコンピュータの不良の可能性が高いと思われます。

私の勝手な考えですが・・・・

温度センサは温度に対しての抵抗値が決まっているので、比較して点検するようです。

冷却ファンも診断機で強制駆動させて作動は点検できるようです。

なんとなく、整備できそうな気分になってきました。

できそうな気分になったところで、今回の勉強はここまでにします。(^_^)v

もちろん、組み付け後も車は良好に走っていますよ。(^ω^)