2015年12月17日木曜日

O2センサー故障(アルファードANH10) 『B1S1て何ですか?』(-ω-)/

アルファードが入庫です。

型式:ANH10W
エンジン:2AZ


・・・・・依頼内容・・・・・

エンジンチェックランプが点灯するので点検修理してほしい。

赤い矢印部分がエンジンチェックランプです。



・・・・・作業・・・・・

エンジンチェックランプが点灯しているということで、診断機をあてます。

P0135 O2センサーヒーター系統B1S1


B1S1ということで、エキゾーストマニホールドに付いているO2センサーのようです。

参考
B1:1番シリンダのマニホールド。
B2:1番シリンダ以外のマニホールド。
S1:フロント側(触媒より前)
S2:リヤ側(触媒より後)

こんな感じで見分けることが、できるようです。

これで、O2センサーが4個付いている車でも見分けられます。(^ω^)

この車は、O2センサーが2個付いている車でした。


ということで、1番シリンダのフロント側のO2センサーを交換します。

エキゾーストマニホールドについています。

O2センサー用のソケットレンチです。
(配線の逃がし溝があります。)

取り外したO2センサーです。

新品のO2センサーです。

O2センサー取り付け後です。


O2センサーの交換が終わったので、確認します。

エンジンチェックランプが消えました。

診断機の故障コードもなしで、正常です。
(故障コードは1度消去して確認しています。)


冷間始動させ、30分程度走行テストしました。

特に問題ありませんでしたので、作業完了です。


O2センサーの見分け方を覚えておくと、非常に便利です。

作業時間も1時間程度で楽な作業でした。(^_^)v