いい具合に、先月、エアコンの不具合で交換したコンプレッサが余っていたので、それを頂きました。(^^)v
『いただきま~す』
大きく分けてマグネットクラッチ部分とコンプレッサ部分の2つの部品でできています。
この2つまでは、普段も各部分ごとに交換しています。
・・・・作業開始・・・・
マグネットクラッチ部分を分解していきます。
センタボルトから外します。
センタピースが外れ、次にスナップリングを外します。
ロータプーリを外します。
もう、1つスナップリングを外し、フィールドコイルを外します。
この、フィールドコイルに電気を加えると磁石になります。
マグネットクラッチ部分は分解終わりです。
コンプレッサ部分の分解に入ります。
まずは、ボルト5本外して、フロント部分の分解です。
部品は左から順番に外しています。
リヤ部分の分解行きます。
上から2列目の部品がリヤ部分です。
外した順序は左から順番です。
似たような部品でできています。
最後に、ボルト2本外して真ん中のつなぎ目から割ります。
パカッ
5個ピストンが出てきました。
裏側も同じようなピストンになっているので、全部で10ピストンで良いのかな。?
コンプレッサ部分の部品を確認します。
細かい、部品の名称はわかりません。(-_-;)
以上でコンプレッサ部分の分解終わりです。
さて、満足したので組付けます。
最後に、普段もやっている作業になりますが、マグネットクラッチのすき間の調整をやってみます。
シムという部品を交換することで、すき間を調整します。
シムは0.1mm、0.3mm、0.5mmがありますので、このシムを組み合わせて、すき間を基準値内に調整します。
中心に乗っているのがシムで、組付けの際、真ん中の穴に入れます。
測定するので、準備します。
シックネスゲージで測定する場合もありますが、今回は、ダイヤルゲージ、マグネットスタンド、バッテリを使い測定します。
電気を加えて、マグネットクラッチがONした時のセンターピースの移動量を測定します。
この車の基準値は0.35~0.60mmです。
フィールドコイルが壊れていれば動かないので、フィールドコイルの点検も忘れずに。
フィールドコイルの抵抗の基準値は3.9~4.3Ω(20℃)です。
調整が終われば作業完了です。
コンプレッサーさん壊れた後も、私の「わがまま」にお付き合い、いただきありがとうございました。
私は、満足致しましたので、お休みください。
『コンプレッサーさん,ありがとう。』
『そして、さようなら~』
『そして、さようなら~』