バッテリーが上がるとのことで点検修理。
車種:ツイン
色々聞いていると、オルタネータが怪しいので点検。
ジャンプスタートでエンジンを始動してバッテリー電圧を点検。
エンジン始動時は、オルタネータが発電していると通常『14V』ぐらいあるはずです。
『9.32V』かなり低いです。
バッテリーは充電されていないようです。
オルタネータの発電もしていないと思われます。
一応、電流クランプでオルタネータの発電電流を点検。
オルタネータのB端子ケーブルにクランプして発電電流点検結果。
『10.9A』一応、発電はしているようです。
エアコンとヘッドライトをONします。
通常だと発電電流値が上がるはずですが、同じ約10A程度です。
これでは、発電量が足りなくてエアコンをONするとバッテリーを消費していきます。
オルタネータが不良と解ったので交換。
交換後、再度発電電流点検。
アイドリング時(エアコンとヘッドライトOFF)
『21.3A』交換前の発電量を超えてます。
アイドリング時(エアコンとヘッドライトON)
『42.8A』十分な発電量です。
一応、バッテリー電圧も計測。
『14.18V』バッテリーは充電されているようです。
エンジンOFFでのバッテリー電圧は『約12V』です。充電するためには『12V以上』の充電電圧が必要です。おおよそ『13.5V以上』は必要といわれています。
数時間、様子見しましたが特に問題なく正常のため作業完了です。