2015年11月10日火曜日

超扁平タイヤ交換 『勘弁してください』(ノД`)・゜・。

新品タイヤとホイール(タイヤ付)が入庫しました。



・・・・・依頼内容・・・・・

タイヤ4本交換。






・・・・・作業・・・・・

ホイールとタイヤを確認します。



サイズ『285/25 R22』

扁平25て・・・・。

タイヤ専門店でも、持って行ってください。

勘弁してください。

と思いつつ作業開始します。



まずは、タイヤのビード落としから始めます。

ホイールに傷入れないように慎重に落としていきます。

ビードを落としたホイールとタイヤのすき間に石鹸水吹き付けていきます。


タイヤチェンジャーにセットします。


アーム付きタイヤチェンジャーです。

このホイールはリバースタイプ(裏から外すタイプ)なので、通常と逆向きにセットします。

※見分け方は後で書きます。


黄色い矢印の場所にタイヤレバーを突っ込みます。
(普通のタイヤ同じです。)

そして、タイヤレバーでタイヤのビード部を持ち上げます。

※コツとしては、タイヤのビードを上から押さえて、ホイールの溝に落として行きます。
 (タイヤレバー持ち上げる付近以外の場所です。)


一段目外し終わりました。

ここまでが、一番緊張するところです。

次にタイヤの2段目を外していきます。


アームで持ち上げていきます。
(バルブを折らないように気を付けます。)


赤い矢印の所にアームの先端が見えています。

後は、回転させて外すだけです。


タイヤの2段目が外れて行ってます。


外し終わりです。



ここで、ホイールのリバースタイプの見分け方を説明します。


ホイールの溝になっているところまでの距離を見ます。

赤矢印:ホイールの縁から溝までの距離が短い。

黄矢印:ホイールの縁から溝までの距離が長い。

この距離の短い方から外します。

この溝にタイヤのビードを落とし込んで、反対側をタイヤレバー持ち上げます。

以上がリバースタイプの説明になります。



組み付けに入ります。


一段目は意外とスムーズに入ります。
(幅が広くて扁平であれば手で押し込むだけでも入る場合があります。)


2段目を組み付けていきます。


タイヤチェンジャーのアームを使います。

これぐらいの扁平タイヤだとタイヤチェンジャーにアームが付いていないと無理だと思います。


組み付け完了。

何とか傷を付けずに交換できました。

1本交換するのに30分もかかってしまいました。(/ω\)

あと3本頑張って交換しま~す。(ノД`)・゜・。