・・・・・依頼内容・・・・・
左後ろの車輪速センサー交換と配線を修理したが、ABS警告灯が消えないので点検修理してほしい。
同業の方からの依頼で緊張します。(^^;)
・・・・・作業・・・・・
現象確認します。
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ABS警告灯点灯。(右側のオレンジのランプです。)
コンピュータ診断機で故障コード点検します。
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RL(後左)車輪速センサの異常が入力されています。
診断機で車両データを見ながら走行テストします。
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右上の赤枠がRL車輪速センサの速度検出を表しています。
他の車輪速センサは『12km/h』を表示していますが、RL(後右)だけ『0km/h』です。
車輪速検出できていません。(>_<)
後ろ側の車輪速センサの配線を左右逆に繋ぎなおして点検します。
コンピュータ側RL-車輪速センサ側RR
コンピュータ側RR-車輪速センサ側RL
コンピューター診断機で故障コードを点検します。
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RR(後右)車輪速センサ異常
RL(後左)の車輪速センサの故障みたいです。
一応、RL(後左)室内~車輪速センサ間の配線も点検します。
導通・ボデーショートもなく正常です。
残りはRL(後左)車輪速センサだけなので、車輪速センサを交換します。
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ハブ一体型です。
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配線に絶縁テープが巻かれています。
(配線修理の跡のようです。)
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交換完了です。
コンピュータ診断機で故障コード確認します。
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RL(後右)車輪速センサ異常
直っていません・・・・。
RL(後左)車輪速センサは新品だし、室内配線の左右繋ぎなおすと故障コード消えるし・・・・。
再度、RL(後左)車輪速センサの室内~車輪速センサの配線を点検します。
やはり、異常なし・・・・・・。
もしやと思い配線図を確認。
おお~。Σ(・ω・ノ)ノ!
お客さんが修理した車輪速センサの配線が、プラス側とマイナス側が逆に接続されています。
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繋ぎなおしました。
組み付けて、コンピュータ診断機で故障コード確認します。
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故障コードなし。
ABS警告灯も点検します。
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ABS警告灯消灯。
最後に診断機で車両データ確認しながら走行テストしましたが、すべての車輪速が正常に作動して異常なしです。
ということで、作業完了です。
配線の繋ぎ間違えとは、想定外でした。
想定できるように、修行します。(>_<)