アライメントの『トー調整』で、どの程度の効果が見られるのか試してみました。
今回の調査は、アライメント調整後、踏み台の同じ位置に車を止めます。
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踏み台に乗せた状態です。
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・・・・作業・・・・
踏み台の位置とタイヤの中心位置にビニールテープでマーキングしました。
エンジンを停止したまま、ニュートラルにしてサイドブレーキを解除します。
坂を下る勢いで、車が何メートル進むか実験し、タイヤの転がり抵抗を比べてみました。
エンジンを停止したまま、ニュートラルにしてサイドブレーキを解除します。
・・・・作業・・・・
まずは、現状のアライメントを測定します。
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各タイヤにセンサーを取り付けて、車の前の十字架みたいなカメラで測定します。測定データは、車の右前のパソコンに出てきます。測定結果でました。
リヤのトーがずれていて、左右差があります。
調整ができないのが残念です。
フロントのトーはINに1.1㎜です。
(トータルトーは2.2㎜)
次に車をリフトから降ろして、車を踏み台に乗せて測定します。
車が停止しました。
停車した位置でタイヤの中心位置の床にマーキングします。
測定距離は、10m34cmです。
注意:車の後輪のホイール中心から前輪のホイール中心までの距離なので実質進んだ距離は違いますが、条件を同じにして測定しますので転がり抵抗の差は解ります。
2回目の調整に入ります。
フロントの『トー調整』をして数値を変えます。
フロントのトーをINに0.1㎜にしました。
(トータルトーは0.2㎜)
測定します。
1.1㎜と0.1㎜では、ほとんど変化がありませんでした。
測定の方法が悪いのかな。?(;´Д`)
何回か繰り返しましたが、ほぼ同じ位置で停止しました。
結果、INに0.1㎜とINに1.1㎜では、ほぼ差がなく約10m30cmでした。
1㎜ぐらいでは、あまり変化がないようなので少し思い切って動かしてみます。
3回目の調整に入ります。
フロントの『トー調整』します。
今回は思い切ってINに3.3㎜にしてみました。
(トータルトー6.6㎜)
そして、車をセッティングします。
発進します。
さっきより少し手前で停止しました。そして先ほどとの差を測定します。
なんと、先ほどより約45cm前で停止しました。
測定距離は9m90cmです。
念のためもう一度測定します。
測定距離は10m2cmでした。
もう何度か、測定しましたが、ほぼ10m前後でした。
トー3.3㎜だと測定距離は約10mでした。
平均して約30cmの差が出ました。
測定の方法に微妙な点はありますが、多少なり効果はありそうです。
走行テストして、ハンドルから手を放していても真っ直ぐに走りました。(^_^)v
ガソリン値段が高くなるばかりです。
少しでも燃費が伸びると良いな~。(*^。^*)