2017年2月10日金曜日

オルタネータ故障『充電警告灯点灯』(^-^;

ハイゼットトラック(S201P)入庫。



・・・・・依頼内容・・・・・

充電警告灯が点灯のたため、点検修理。

状況
充電警告灯が点灯した。
ブレーキ警告灯もサイドブレーキを解除しても消えなくなった。

上:シートベルト警告灯(故障と関係なし)
中:充電警告灯
下:ブレーキ警告灯




・・・・・作業内容・・・・・

充電警告灯が点灯ということで、オルタネータの発電電流を点検をします。

テスターと電流クランプを使用します。

左:テスター
右:電流クランプ

オルタネータのB端子のケーブルに取り付けます。

トラックのため荷台側のカバー開けないとB端子ケーブルに取り付けはできません。







エンジンを始動して発電電流を確認します。

ほぼ、0Aです。
(わずかに数値が出ていますが、0点調整不足かも)
※通常は無負荷でも10A~20Aぐらいあります。


発電していないので、オルタネータを交換します。


オルタネータは座席と荷台の間にあるので作業しにくいですが、リフトがなくてもできます。


交換後、発電電流を確認します。

別のテスターを使用してます。

アイドリング無負荷時:12.6A

アイドリング高負荷時:42.1A
(エアコン暖房全開・ヘッドライトハイビーム)

発電してます。


メータの充電警告灯は無事消えました。

ブレーキ警告灯もサイドブレーキ解除で消えます。

※配線図を見ると、ブレーキ警告灯の回路にオルタネータの回路が絡んでいるようです。

作業完了です。


毎年、ハイゼット系のオルタネータ交換を数台しているような気がします。

壊れやすいのかも・・・。(^-^;