2014年11月4日火曜日

サイドブレーキ配線の短絡(ハイエース) 『配線が無くなっている?』(;O;)

ハイエースさんが入庫しました。

症状:サイドブレーキを下してもブレーキの警告灯が消えない。



・・・・作業・・・・

まあ、サイドブレーキのスイッチの不具合だろうと点検してみると・・・・。

すでに、コネクタが外れていました。

ガーン

予想が外れました。(-_-;)

お客さん確認すると、怪しいとおもって、ブレーキリザーバタンクのコネクタとサイドブレーキのコネクタを外して消えるかすでに試したとのことで、配線の短絡(ショート)の可能性が出てきました。

各部のコネクタとメーター外して、ボデー短絡の点検します。


ブレーキ警告灯つながっている場所は4つ。
・メーター
・サイドブレーキスイッチ
・ブレーキウォーニングスイッチ
・バキュームウォーニングスイッチ


調べると、やはりサイドブレーキスイッチ系統が怪しいので、配線を見ていくと。

配線が途中で無くなっていました。


コネクタの片側が無いので、捜索します。

発見しました。



エンジンルームのアッパーホースの上にコネクタが出ています。

早く救出しないと。(;O;)

運転席下のカバーに挟まれているので、運転席のシートを外します。


カバーのネジ外して救出。


傷口を見ます。


キズは浅いですが、配線が剝けて中の線が一部見えている場所があります。

この部分のボデー短絡が怪しいです。

絶縁テープを巻いて傷の手当てをします。


外したものをすべて組付けて作動確認します。

サイドブレーキを下すとブレーキ警告灯も消えて作動良好です。

なぜ、挟まっていたのかわからないので、お客様に確認すると、最近タイミングベルトを交換したそうです。

タイミングベルト交換時に配線を着け忘れて、カバーに挟んだ可能性があります。

まあ、解決して良かったです。